こんにちは。
SPAIN GUITAR ONLINE SHOP
店長のTaroです。
ども、少し暖かくなった東京ですが、今日も肌寒いです。
ぶるぶる。
フラメンコギターとクラシックギターって違うの？
という命題で以前、ブログを書きましたが、
番外編ということで、アコースティックギターってなあに？
と題して１回で書き切りたいと思います。
歴史的な流れは全て置いておきまして、
なにが違うのかだけ書きますね。
ギターというと、まずエレキギターがあります。
これに呼応するのがアコースティックギターということに
なりますよね。電気を使わないギターということで。
電気を使わないとなると、クラシックギター、フラメンコギターも
この範疇に入ることになります。
しかし、クラシックギター、フラメンコギターを
アコースティックギターとは、あまり言いません。
理由は分かりませんが・・・
ギターを、エレキギターとアコースティックギターという２つに
大別することは一般的にないのです。
では、アコースティックギターってなにか？
どれを指すのか？
アコースティックギターとは、電気を使わず、鉄の弦、
つまりスティール弦を使用するギターのことを言います。
エレキギターも太さや規格など違いますがスティール弦を
使用します。
クラシックギター、フラメンコギターは、ナイロン弦を使います。
また、さらにアコースティックギターは、別名フォークギターとも
呼ばれます。これは、フォーク（基本はイギリス民謡）ミュージック
を演奏する人達によってスティール弦のギターが多く用いられた
からだと思われます。
フォークギターとは俗称で、アコースティックギターが本来の
名称だと思います。
まとめると、エレキギターと、電気を使わないギターとに大別されて、
電気を使わないギターには、アコースティックギターと、クラシック
ギターと、フラメンコギターとがあります。
アコースティックギターと、フラメンコ＆クラシックギターの違いは
使用される弦が違うということ。
あと、ボディーの厚さや、ネックの太さ、ネックの長さも違います。
ネック周辺は、エレキギターに近いといえます。
クラシック＆フラメンコはネックが太いです。
いわゆるアコギというのは、アコースティックギターの略称です。
実は・・・このアコースティックギターには、亜種があり、
エレアコと呼ばれる電気を使うギターがありますｗ
電気を使わないギターに分類したのに電気を使うのか！
と突っ込まれそうですが、
エレアコは一つのギターカテゴリーとして存在しています。
エレアコとは、
エレクトリックｰアコースティックギターの略です。ｗ
エレアコは、アコースティックギターの音色を保ちながら
音量確保のため、通常、マイクを使用していたものを、
マイク無しで音量を大きくしたいという願望から
作られたものです。
歴史的には、アコースティックギターがまずあって、
その音を大きくしたいということで、エレアコの開発。
そして、さらにでかい音を求めてエレキギターが作られた
ようです。
エレアコには、ピックアップと呼ばれる音を拾うマイクと
音を増幅するためのアンプが搭載されています。
正式にはギターアンプの前段に置かれるプリアンプです。
ピックアップは、スティール弦にだけ反応する電磁気的な
ピックアップがありましたが、これは、エレキギターと原理が
同じなためあまり音を差別化できないのと、
アコースティックギターそのものの音が
あまり表現されないことから、
圧電素子を利用したピックアップが開発されました。
圧電素子を用いているためピエゾ式ピックアップと呼ばれます。
アメリカのミュージシャンは、パイゼルピックアップとも呼びます。
ただ、このピエゾピックアップもアコースティックギターそのものの
音が出るわけではなく、それ特有の音が出音されることになります。
このピエゾピックアップは、スティール弦にだけではなく、
ナイロン弦の音も増幅することができるので、
クラシックギターやフラメンコギターにも応用搭載されるように
なりました。
一時期、エレアコはブームになりましたが、
好みの分かれるところでして、
大きな会場で演奏する場合でもマイクを立てて
演奏する人も結構います。
エレアコは、ギターアンプを持っていけばいいという
利点があるため路上ライブなんかではよく使われます。
また、ハウリングをおこしにくいように設計されている
ギターもあり非常に重宝しています。
倍音があまり出ないようにわざとギターを単板ではなく
ラミネート板で作製したりします。
もちろんオール単板のギターの方が音はリッチです。
こういうのを好まないギタリストは、プリアンプ搭載の
エレアコは使用しない傾向にあります。
お金のあるミュージシャンは、エレアコを作為的に利用して
その音色をわざと用いる場合もあります。
エレアコは、音も増幅できる、チューナーも搭載されている
などお買い得ギターと思われがちですが、
アンプを介して使うことを前提に設計されているため、
生音がイマイチだったりする場合もあります。
上述したようにラミネート板が使われたりすることから
生音があまりよろしくないこともあるので、
期待するとあれ？って思うこともあります。
また、エレアコのアンプは、エレアコ用ギターアンプとして
販売しており、通常のギターアンプよりちょいと高めです。
通常のエレキギター用ギターアンプも使えますが、
エレアコ用アンプを使用したほうが格段によいです。
ファーストギターを購入する場合は、エレアコより、
プリアンプ未搭載のギターを購入することを
お薦めします。
生ギターという言葉も聴いたことがあると思いますが、
エレアコじゃないアコースティックギターのことを
生ギターと言ったりします。
とまあ、いつものように煩雑になってしまいましたが、
アコースティックギターってなに？と思ってた疑問が
少しでも解決してくれたらうれしいです。
ギターにもいろいろ種類があって複雑ですね！
では、また。
SPAIN GUITAR ONLINE SHOP
店長のTaroです。
ども、少し暖かくなった東京ですが、今日も肌寒いです。
ぶるぶる。
フラメンコギターとクラシックギターって違うの？
という命題で以前、ブログを書きましたが、
番外編ということで、アコースティックギターってなあに？
と題して１回で書き切りたいと思います。
歴史的な流れは全て置いておきまして、
なにが違うのかだけ書きますね。
ギターというと、まずエレキギターがあります。
これに呼応するのがアコースティックギターということに
なりますよね。電気を使わないギターということで。
電気を使わないとなると、クラシックギター、フラメンコギターも
この範疇に入ることになります。
しかし、クラシックギター、フラメンコギターを
アコースティックギターとは、あまり言いません。
理由は分かりませんが・・・
ギターを、エレキギターとアコースティックギターという２つに
大別することは一般的にないのです。
では、アコースティックギターってなにか？
どれを指すのか？
アコースティックギターとは、電気を使わず、鉄の弦、
つまりスティール弦を使用するギターのことを言います。
エレキギターも太さや規格など違いますがスティール弦を
使用します。
クラシックギター、フラメンコギターは、ナイロン弦を使います。
また、さらにアコースティックギターは、別名フォークギターとも
呼ばれます。これは、フォーク（基本はイギリス民謡）ミュージック
を演奏する人達によってスティール弦のギターが多く用いられた
からだと思われます。
フォークギターとは俗称で、アコースティックギターが本来の
名称だと思います。
まとめると、エレキギターと、電気を使わないギターとに大別されて、
電気を使わないギターには、アコースティックギターと、クラシック
ギターと、フラメンコギターとがあります。
アコースティックギターと、フラメンコ＆クラシックギターの違いは
使用される弦が違うということ。
あと、ボディーの厚さや、ネックの太さ、ネックの長さも違います。
ネック周辺は、エレキギターに近いといえます。
クラシック＆フラメンコはネックが太いです。
いわゆるアコギというのは、アコースティックギターの略称です。
実は・・・このアコースティックギターには、亜種があり、
エレアコと呼ばれる電気を使うギターがありますｗ
電気を使わないギターに分類したのに電気を使うのか！
と突っ込まれそうですが、
エレアコは一つのギターカテゴリーとして存在しています。
エレアコとは、
エレクトリックｰアコースティックギターの略です。ｗ
エレアコは、アコースティックギターの音色を保ちながら
音量確保のため、通常、マイクを使用していたものを、
マイク無しで音量を大きくしたいという願望から
作られたものです。
歴史的には、アコースティックギターがまずあって、
その音を大きくしたいということで、エレアコの開発。
そして、さらにでかい音を求めてエレキギターが作られた
ようです。
エレアコには、ピックアップと呼ばれる音を拾うマイクと
音を増幅するためのアンプが搭載されています。
正式にはギターアンプの前段に置かれるプリアンプです。
ピックアップは、スティール弦にだけ反応する電磁気的な
ピックアップがありましたが、これは、エレキギターと原理が
同じなためあまり音を差別化できないのと、
アコースティックギターそのものの音が
あまり表現されないことから、
圧電素子を利用したピックアップが開発されました。
圧電素子を用いているためピエゾ式ピックアップと呼ばれます。
アメリカのミュージシャンは、パイゼルピックアップとも呼びます。
ただ、このピエゾピックアップもアコースティックギターそのものの
音が出るわけではなく、それ特有の音が出音されることになります。
このピエゾピックアップは、スティール弦にだけではなく、
ナイロン弦の音も増幅することができるので、
クラシックギターやフラメンコギターにも応用搭載されるように
なりました。
一時期、エレアコはブームになりましたが、
好みの分かれるところでして、
大きな会場で演奏する場合でもマイクを立てて
演奏する人も結構います。
エレアコは、ギターアンプを持っていけばいいという
利点があるため路上ライブなんかではよく使われます。
また、ハウリングをおこしにくいように設計されている
ギターもあり非常に重宝しています。
倍音があまり出ないようにわざとギターを単板ではなく
ラミネート板で作製したりします。
もちろんオール単板のギターの方が音はリッチです。
こういうのを好まないギタリストは、プリアンプ搭載の
エレアコは使用しない傾向にあります。
お金のあるミュージシャンは、エレアコを作為的に利用して
その音色をわざと用いる場合もあります。
エレアコは、音も増幅できる、チューナーも搭載されている
などお買い得ギターと思われがちですが、
アンプを介して使うことを前提に設計されているため、
生音がイマイチだったりする場合もあります。
上述したようにラミネート板が使われたりすることから
生音があまりよろしくないこともあるので、
期待するとあれ？って思うこともあります。
また、エレアコのアンプは、エレアコ用ギターアンプとして
販売しており、通常のギターアンプよりちょいと高めです。
通常のエレキギター用ギターアンプも使えますが、
エレアコ用アンプを使用したほうが格段によいです。
ファーストギターを購入する場合は、エレアコより、
プリアンプ未搭載のギターを購入することを
お薦めします。
生ギターという言葉も聴いたことがあると思いますが、
エレアコじゃないアコースティックギターのことを
生ギターと言ったりします。
とまあ、いつものように煩雑になってしまいましたが、
アコースティックギターってなに？と思ってた疑問が
少しでも解決してくれたらうれしいです。
ギターにもいろいろ種類があって複雑ですね！
では、また。
