フラメンコギター～どこまで上手くなりたいです？～

こんにちは。
SPAIN GUITAR ONLINE SHOP
店長のTaroです。

夏ですねぇ～東京は、心地よさを通り越して湿度の高い暑い

夏の気候になってしまいました。

こうも、コロコロ温度変化すると身体も疲れてしまいます。

皆さん、今日も健康第一で過ごしましょう！

今回は、フラメンコギターを始めるにあたって

何か目標がないだろうか？と考えて

スペイン人の友人の動画を紹介したいと思います。

日本人がフラメンコギターを始める、というのは

なかなか敷居が高いところだと思います。

というのも、なんだかはっきりとよく分からない、

漠然となんか分からない、という感覚があるように

思います。

パコ・デ・ルシア、ビセンテ・アミーゴ、トマティートなどなど

ＣＤ、ＤＶＤでは知ってるし、コンサートも見たよ、

でも、彼らはスペインを越えて世界で認知されている

プロ中のプロだし、パコなんか学校行かせてもらえなくて

ギターばかり練習させられていたとか・・・

目標とするのは、とてもいいと思うんです。

でも、すごく高い壁すぎるんです、と僕は感じています。

教室に通ってたとしても、本当のスペインのフラメンコって？

という疑問、なんか感じませんか？

僕は、ずっとそのモヤモヤを抱えていました。

新宿のエル・フラメンコでよく演奏を見るという方や

スペイン旅行でタブラオに行ったという方は、

イメージがつかめているかもしれません。

僕も、パルマの先生に散々言われてエル・フラメンコには

随分通いました。

とっても勉強になるし、すごいなぁといつも感激して

見ています。

ただ、レベルが高すぎるように思うんですよね。

もちろん、イメージとして持っているのはいいのですけれど。

例えば、趣味で気軽に・・・なんてなかなか難しい、

本気で命がけでやらなくては、てな感じになって

逆にフラメンコから遠ざかってしまうのではないかな？

という危惧もあるんです。

最近、中学生、高校生、２０歳くらいの方達が

エレキギターを始めているようなのです。

一時期、ほんとうにギター人口って減少したんですけど

また、かなりの割合で増えているようなんです。

こんな感じでフラメンコも、もう少し気軽さがあると

いいなぁと思います。

民謡だし、日本語のフラメンコなんてないし

（実は、ないこともないんですけど）

とっつきにくいのは非常によく分かります。

そして、到着地点もよく分からないんですよね。

人生の限られた時間の中で、できることはそうそう多くありません。

それをフラメンコにどれだけつぎ込めるか？

なかなか難しい問題だと思います。

仕事、勉強、いろいろあってさあ、フラメンコもって

結構大変かも。

でも、僕は思うんです。チャンスがあるなら、

やるべきだって。

例えば、音楽をよく聴く人でも楽器までやろうって

思う人は、ほんの僅かだと思うんです。

ミスチルファンはとても多いけれど、

ギターまでやろうっていう人はそう多くないと

思います。

だから、もしそのチャンスがあるなら、

フラメンコギターを弾くことのできるチャンス

があるなら、楽しんで、続けて欲しいなと、

そして、フラメンコの世界へ思い切り踏み込んで

欲しいなと思います。

そこで、リアルなスペイン人の演奏を紹介してみたいと

思います。

彼の名は、ゴルカ。僕の友人です。

スペイン在住で、よくくだらないことを互いに

メールしています。

彼は、プロではありません。全くのアマチュアです。

年齢は３０代半ばくらいです。

アマチュア・バンドもやっています。

まずは、僕のリクエストに応えて、

ブレリアのギターソロを演奏してくれた動画です。

使用しているギターは、

ファン・モンテス　コンサートモデル　

シプレス・スペシャル　Ｎ．１３２－Ａ．ＥＳ

どうです？彼には申し訳ないですが、

ビセンテみたいに上手いわけではないんです。

もちろんアマチュアですしね。

でも、彼はとても楽しんで動画を撮ってくれました。

これくらいまで弾けたら結構というか、

かなり満足しませんか？

彼は、ギターが好きなんだなぁとすごく伝わります。

彼の演奏見ていると、そんなに難しいこと考えていないと

感じます。

友人のために気楽に演奏してくれてるのを感じます。

とっても、嬉しいですね！

ギターの音色は、さすがいいギターです！

次元が違います。

後、コンパスが日本人ではないものを持っていますね。