Spain Guitar Online Shop 店長ブログ

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お花見、青森、弘前公園の謎?・・・



こんにちは。
SPAIN GUITAR ONLINE SHOP
店長のTaroです。


弘前公園・・・幼少の頃の思い出です。

店長、両親に連れられて、数回、弘前公園のお花見に出かけた

ことがあります。



お昼に、弘前公園近くにある老舗の蕎麦屋

高砂(たかさご)で天せいろをいただき、

夕方に公園へと向かうのが通例でした。


この蕎麦が、また絶品で・・・地元の方なら

絶対知ってるっていうお店でして、

お値段もそんなに高額ではなかったはずなのに、

たまらなく上手い!!





ある時、一回り上の従兄達と、弘前公園へと

向かいました。

正面の入り口から入って、弘前城を通過しつつ夜桜を堪能すると

最終的には、通常、駐車場として使っている砂利が敷かれた広場へと

到達します。

そこは、お花見シーズンとなると、夜店が立ち並び、

弘前公園、お花見名物のお化け屋敷があるのです。

いわゆるほったて小屋のお化け屋敷でして、全てが人力・・・

また、普段、駐車場なもので灯りもほとんどなく、

裸電球がぶら下がっている夜の空間には、子供心に非常に

恐ろしいインプレッションを与えられたものでした。

入り口には、江戸時代でしょうか?

古臭いサムライの絵、ろくろ首やらお岩さんの絵など、

横尾忠則風の色使いで、楳図かずお的な屏風絵が飾られています。

また、滑車で動くお化けの人形が、入り口を通過するたびに、

シャー、シャーっと

飛んでくるのです。

今でもあるのでしょうか・・・



さて、通常、そのお化け屋敷がデフォルトで毎年存在しているようなのですが、

従兄達と出かけたときには、お化け屋敷のとなりに、

見世物小屋

のような不可思議な小屋が立っていたのです。



入り口には、またまた江戸時代的な雰囲気で、

胴体から首が2つ生えた絵、蛇と一体化した女性の絵などなど

非常に気持ちの悪い絵が掲げられており、

小さな箱の中には、実際に生きている白い蛇が展示されていました。

また、入り口には、拡声器を持ったおじさんが、

『お代は、見てからだよぉ~さあ、入って入って~』

と、連呼しているのです。



小学1年生程度の店長にはさっぱりわからない、

気持ちが悪いとしかいいようがない小屋なのです。



ふと、気づいたら、従兄達と父親がすでに小屋へと入り、

一旦出てきて、おもしろいから来いと半ば強引に連行されてしまったのです。

いやだなぁ~と思いながら、僅かながら勇気をふりしぼり、

ほの暗く、もわっとした空気の小屋の中を観察していると、

そこで行われている見世物、ショー?に唖然としてしまいました。


主人公は、メガネをかけたそこらへんにいる?さえない感じのおばさん、

そしてちょっと派手目の司会のおばさん・・・



ショーは、既に始まっていて、店長が見たときには、

鼻の穴から細い鎖を口の中まで通すという・・

なんとも電撃ネットワークなことが繰り広げられていたのです。



もう、途中なにやったのか忘れたのですが、

とにかく蛇を多用していたような記憶があります。



最後に細い蛇を、鼻の穴から口まで通すという技を披露して、おしまいでした。

細い蛇っていってもかなり太いですよぉ~

鎖は、細いチェーンでなんとか理解できましたが、

蛇を鼻から入れて、口から出すって、どうなのよぉ?

きもいし、痛そうだし・・・

お客は、だいたいクスクス笑っており、

最終的には、『おおお!!!』と感嘆の声を上げ拍手でエンディングを

迎えることとなりました。

帰りには、出口でお代として一人、500円徴収されました。



書いていて何がいいたいか分からなくなりましたが、

お化け屋敷とも、サーカスとも、手品とも違う、

見せ物小屋、という文化に触れた瞬間でした。

子供の頃の記憶ですので、ほんとうに見たのかな?とか

あいまいな感覚しか残っていないのですが、

花見のシーズンになると、このことをどうしても思い出してしまうのです。

もし、まだやっていたのなら、どなたか情報ください。

また、オレも私も見ましたという方、コメントください。

情報待ってます(笑)。




店長