おはようございます
SPAIN GUITAR ONLINE SHOP
店長のTaroです 
すでにギターを弾いてらっしゃる方、
これからギターを始めたいと思ってらっしゃる方、
みなさん、それぞれにギターを弾いてみたい、、
と思わせるきっかけとなる
音楽にまつわるエピソードがあると思います
中学生の頃からギターに興味を持って
だらだら30数年遊んでおりますが
これだ！と思った瞬間がいくつかあって
ガットギター、というよりフラメンコギターを強く
意識したエピソードが店長にもあります
学生時代にジャズを趣味で学んでいたことがあって
その発表会でのこと、
同じ時期に私より年は上であろう社会人の方で
フラメンコギターをやりつつギターを習っている方というのが
教室の先生と地中海の舞踏、スペインを演奏したんです
新宿の小さいクラブで催された発表会
私はまあ、ぺーぺーだったのでほぼ最初の方に
ボソボソと覚えたてのアドリブ方法で
枯葉と酒薔薇の２曲を弾きました
バックがプロだったのでなんとか形にはなってる？(;^ω^)
とは思っていましたが、
帰宅後、恥ずかしいのと情けない思いで
録音したテープをその日のうちにデリートしたのは
言うまでもありません( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
ま、そんなことはどうでもいいのですが
その会において一番ラスト
先生が登場するのでもちろん最後なのですが
ガットギターとセミアコとで
いわゆるギターバトルのようなことを見せられ
すげーーーと思わずにいられなかったのです
当時はカセットテープしかなかったので
急いで録音ボタンを押して
その部分を何度も聞きました
これがフラメンコギターっぽいことを体験した
一番最初のエピソードです
時代的には、ぶっちゃけスーパー・ギター・トリオは
もう終焉していて、2人以上のギタリストが集まったら、
お約束でそれを演奏するのが定番化していたくらいの時期です
どこに行っても、このアルバムがものすごい数で在庫されており、
投げ売り状態で、必死にメセニーのレアものなどを漁っていると
また、これか、、
と思うアルバムの筆頭でした
余談ですが、同時期にはスタンリー・ジョーダンも鬼のように在庫されてました
両者ともそれだけ売れて、飽きられて、もしくは興味がない人まで購入して
失敗したと思い売却されたのでしょう、、
正直なところ、店長、ディ・メオラのフルピッキングや
オベーションのペチペチした音が全く好きではなかったので
(今もあまり好きでなはいです)
興味の対象外でした
後に、このアルバムもCDで入手して視聴したところ
当時、聞かなかったことを後悔するくらいよかったです
晩年にリユニオンしたものは、パコがリラックスしすぎていて
個人的にはドキドキしなかったですね
まあ、洗練されていて良いには良いのですが、、
フラメンコギタリストとして
すでに地位も名誉もあるパコが
ジョン・マクラフリンの前で焦って、たどだどしい演奏しか
できなくなっているのがとっても大好きです
あのパコが同じフレーズばっかり繰り返していて
一番下手くそっていうのが最高です
その後、あっという間にコツを掴んで
恐ろしい状態になるのはご存知の通りなのですが(笑)
おそらくこのブログを読んでらっしゃる方も
このあたりが好きでフラメンコギターに興味をもった方が
多いのではと推察しております
若い方は、全てが新しいことだと思いますので
どうやって辿り着いたのかとても興味ありますね
それでは、また
店長
