こんにちは
SPAIN GUITAR ONLINE SHOP
店長のTaroです 
緊急事態宣言、どうやら１か月また延長になりそうですね
いろんな諸問題が発生しており相当に辟易しております
なんとか元気になれるようなニュースでもあればよいのですが
さて、ギターって何歳まで演奏できるでしょうか？
晩年まで演奏し続けたジム・ホールのようなことが
我々にはできるのでしょうか？
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最近、父親が亡くなり、そろそろ自分の終焉も考えねばなと
思う時間が増え、認知症の母の世話をしながら
もう新しいことなどそうそうできなくなってくるのだなぁと
自分に置き換えて考えることが多くなりました
ギターを極めているわけではないので
これは続けていくのだろうとは思いますが
さぁ、なかなかどうして、上達の速度は遅く
いったい我々はギター中級者からいつ抜け出せるのだろう？
という思いでおります
ちょっと前に私のギターの師匠と話していたのですが
ギターをやってる人はいわゆるコード弾きを覚えた初心者の
次の段階の時間が異様に長い、、、いわゆる中級者レベルですね
具体的には、中級者レベルというのは、
ギターソロやリフをコピー譜を見ながら弾ける、
または自分でコピーして弾ける、さらにはペンタトニックスケールを
使ったアドリブができる、、
これくらいの段階のことです
どうです？この期間めちゃくちゃ長くないですか？
学生時代にここに突入していながら、定年間近まできてしまった方
少なくないと思います
その間にアコギのソロをやってみたり、クラシックやってみたり
フラメンコをかじってみたり、、
それでどれも今一つ極められず今に至る！なんて方も多いはずです
そんでもって定年迎えたら時間がたくさんあるから
死ぬほどギターを練習できる！
今は練習は控えめでもいいやとか
定年理論で言えば、ギターを始めたいという方の中でも
定年になって時間ができてからやろう！と考えている方も
いるのではないでしょうか
でも、実際はどうなのでしょう？
そのころには親の介護が始まりあれよあれよという間に
時間は過ぎ去ってしまいます
そして気が付くと自分が要支援、要介護になってしまう、、、
結構リアルじゃないですか？
すみません、驚かしてしまって
でも実際、こういう感じなんですよね
ギターに関しては学生時代からスタートした方であっても
中級者でストップし数１０年が経過してしまうことも多々あるのですから
ましてや、定年後にスタートなんて言うのは
なかなか厳しいものがあります
頑張ってやってるのが美しいんだ！というスタンスであれば
いいのですが、たぶんそれだとご自身の理想との乖離は結構大きいように思っています
面白い漫画があって、中年になってからエレキギターをどうしてもやりたいと
奮起し努力する、おそらくノンフィクションのお話なのですが
主人公が、"ギター初心者のままで棺桶に入りたくない！"
と叫ぶシーンがあり、すごくリアルに響いてきました
これはドキッとしましたね～(;'∀')
コロナ前に７０歳近くの人生の先輩たちとバンド活動をして
遊んでいたのですが、楽器はなるべく早く始めた方がやっぱりいいよね、、
という話が結構でてきます
彼らがメンバーを募集すると人は集まるのですが
やはりそういう部分で力の差が歴然として
どうしても断らざるを得ない場面が多いとのこと
そうすると楽器自体を辞めてしまう方も少なくないようです
ギターを新たに始める、というのは物理的なことも含め
なかなか難しいことは重々承知をしているつもりなのですが、
本当に、心の底からやりたいのであれば人間なんとかするのでは
と思っております
なので、思い立ったら、明日ではなく、今！スタートするのが
ギターを習得するのにはとてもいいということなのですよね
どんな優れた先生に習おうが、素晴らしい教本と向き合おうが
やはりスタートは早い方が確実によいです
老後にスタートではなく、今からスタートです
それが一番の近道ですし、老後にはさらに楽しみが増えますよ
仲間もできるし、若者とも遊べます
定年を迎えてる方、、今すぐギターをゲットしてギター弾いてください
切実にそう思います
店長
