Spain Guitar Online Shop 店長ブログ

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ビセンテ・アミーゴ 2013 東京公演 鑑賞後記



こんにちは。
SPAIN GUITAR ONLINE SHOP
店長のTaroです。


すっかり秋となりました東京です。

曇り空でやや肌寒く、風邪には十分注意!ですね。





ビセンテ・アミーゴ 2013 東京公演 

渋谷文化村オーチャードホール 19時開演』




いやあ、あれから2日、経つのですね。

時間というものはあっという間に過ぎていきます。



当日店長は、副店長とともに渋谷界隈を徘徊し、

馴染みのラーメン店が潰れていることにショックを受けながら

ビールでほろ酔い気分となりながら文化村へと向いました。



思ったより混雑しておらずスムースに会場入りできました。


ざっと、辺りを見廻すと・・・・



うーん、客の入りが悪い・・・・

その一言につきます・・・

1階席でも空席があり、

2階、3階は、ほぼガラガラ。



地方に住んでいて東京へはこられず、

とても見たがっている方もいるというのに、

非常に残念でした。

フラメンコギター、大丈夫か?

フラメンコ大丈夫か?



また、若い方もほとんどいなかったなぁ~と

確かに1万円のチケット代は、決して安くないですが、

3年に1回、見られればラッキーなビセンテ・・・

もう少し・・・お客さんはいってくれぇ~

若い人こそ見てくれぇ~

というのが店長の想いです。



19時開演、ほぼ定刻通りにスタート!

最初は、ビセンテ一人でのソロ演奏です。

いやあ、ビセンテ、実にリラックスしてましたね~

最初に微笑みを浮かべ着座し、

ファーストアルバムから2曲ほど演奏。

実に見事!

若干、高音を多用したような演奏スタイルに変化したのでは?

と感じました。



その後、2人のカホン、バルマとカンテの登場となり。

数曲演奏したのち、

左からヴァイオリン、フルート、カホンパルマエレキベース

ビセンテ、セカンドギター、カンテ、カホン&ドラム

の8人編成で新譜ティエラの再現です。





これが、これが、実に素晴らしい!

アコーディオンがいなかったので音の厚みは若干物足りなかった感が

ありますが、

非常に息のあったエレキベースとのコンビネーション、

リズムセクションとのキメが決まるたびに

疾走感を増し、加速していくテンション・・・

実に気持ちいい。心が体が勝手に踊っていました。



後半になっていくほど、ビセンテから笑顔を見ることができました。

非常に楽しそうに演奏しているのが分かり

こちらもワクワク感たっぷりな気持ちにさせてもらいました。



欲を言えば、カンテをもっと増やして欲しかったなぁというのと、

ヴァイオリンが最初ちょっと音痴に感じたので

そこが残念。

ヴァイオリンとフルートの音量をもう少し上げて

ビセンテとのユニゾンを盛り上げて欲しかったかな。



アンコールは、ティエラより

『Campos De San Gregorio』

いやあ、盛り上がりましたぁ~



とっても短く感じた1時間50分

ビセンテ・アミーゴは、東京、渋谷の夜を駆け抜けてくれました。

とても楽しそうなビセンテ・アミーゴが印象的なそんなライブでした。



もっと聞いていたい衝動に駆られながら、

大大満足だけど、不満足というなんとも言えない気持ちで

帰路へと着いたのでありました。



次、ビセンテと会えるのはいつなのかなぁ?

スペイン、行っちゃう?




フラメンコギターの貴公子は、

我が道を確実に突き進む大きなフラメンコの芸術家となって

また日本へと来てくれました。

ありがとう、ビセンテ




そうだ!他の各地での公演の様子も知りたいですねぇ~

ぜひレポートしてくださあい!




それでは、今日もティエラを聞きながら、

余韻に浸りたいと思います。



※会場に、以前、お世話になっていたC先生がいらしていて、

お元気そうでなによりです!

超目立ってましたよ(笑)。