インスタグラムやXをはじめとするSNSが苦手なのは
自分が持たざる者の筆頭なのでは?
ないのだろうか・・
と自分を責めてしまうところにある。
キラキラした世界、充実した世界の
切り出しは独り鬱々とした空間で
過ごすことの多い者としては
結構重くのしかかってくる。
年を重ね、過去の自分を振り返ってみると
今の状況を色濃く反映しているのだが、
それに懐疑的になると
後戻りなどできない自分が
どうしよもない存在であるかのように
感じてしまうのだ。
少なからずこんな状態の人達も
いることであろう。そこから
脱却していかないと日々の人生がどんどん
加速度的にすさんでいき、
心がかき乱され、心の平穏も
脅かされる。
人は絶対的安全の中で暮らしていかないと
いけない。そうするべきだし、そうあるべきだと思う。
キラキラは虚構であって、それそのものではない。
大いなる脚色がそこには含まれており、
今最も重要なのは自分がそこにあることで
そこにいること、そうしてそこで生きていること。
これ以上の重さのあるものはないと思う。
そんな中で、自分を発信したいのなら
すればよいし、逃げてもまたそれもよし
そんなもんだと思う。