こんにちは。
SPAIN GUITAR ONLINE SHOP
店長のTaroです。
うだるような暑さの東京・・・店長もすっかりバテ気味でエアコン入れました。
こんな日は、スポーツクラブに行って筋トレ、ランニングすることが
かえって不健康に感じてしまいます
でも継続していたものを辞めてしまうのは性格的にできないので、
なんとか今日もでかけようかなぁ～と思います。
スペインの友人ゴルカが、友達とタンゴを演奏してくれたので
アップします。
フラメンコのタンゴとはちょっと違う、
ポピュラーソング的なタンゴの演奏ですが、
こういうのをさらっとできてしまうところ、とても感心しています。
彼は、とりわけギターが上手いわけではないのですが、
こうやって自信を持って演奏できることから、
音楽をほんとうに愛し、楽しんでいるのだと思います。
ゴルカありがとう！
ちなみに、彼が使用しているギターは、ファン・モンテスの
最新モデルで、AESのさらに上位モデルです。
もちろん当店での販売も決まっております。
詳細は、後日アップいたします。
さて、本題です。
初心者流フラメンコギター購入術の第２回目です。
第１回目よりだいぶ時間が経過してしまいました。
前回は、初心者の方がギターを選択する際のモチベーションに
フォーカスして話してみました。
さて、みなさまにおかれましてはいかがでしょう？
フラメンコギター、フラメンコという音楽をやってみたい
という気持ちの準備はできましたでしょうか？
正直なところ、このモチベーションの整理ができたのなら、
後は、ご自分の懐具合との相談に尽きるのです。
そのように言ってしまっても乱暴すぎることはないでしょう。
どれくらいの値段のものを購入するのか？
これは、価値観の問題ではないでしょうか？
たかが楽器、たかがギターと思うか
大切な楽器、自分の思いを伝えたい楽器と感じるか・・・
これによって、５万円程度の中国製フラメンコギターを購入するのか、
１５万円～１００万円で本場のスペイン製のしっかりとした
フラメンコギターを購入するのか・・・
よくギターをステップアップ方式で購入するということが
提案されています。
どういうことかというと、
まず、数万円の安いフラメンコギターでチャレンジする。
続きそうだなぁ～と思ったら、
次に、十数万円のある程度しっかりした
フラメンコギターを購入する。
そして、一生続けようと考えたら数十万円の本格的な
フラメンコギターを購入する。
これも一つの考え方です。
とても堅実だと思います。
ただ、全ての人がこのようなステップを踏まなくてはいけないか？
というとそんなことはないのです。
いきなり初心者で百万円のフラメンコギターを購入しても
なんの問題もありません。
お金に余裕があるのであれば、初めからいい音で
素晴らしいフラメンコギターで練習するのも
とてもいいことだと思います。
自動車が買えるくらいのフラメンコギター・・・
抵抗がある人も多々いると思います。
ただ、全く自動車に興味がない人、
自動車が必要のない人からすればフラメンコギターの
方が魅力的なのです。
僕は、都心に住んでおり自動車の全く必要のない環境におります。
したがって、免許はあっても自動車には全く興味がありません。
むしろ、職人が命を賭けて作製したフラメンコギターに
興味があるのです。
これは、価値観の違いですよね。
自動車は、１０年もすればポンコツになるでしょう。
しかし、いいギターは、１０年どころか生涯演奏することができるのです。
木造建築物でも数百年そのままの状態を保っているものも
存在します。
風雨に曝されながらもその形をきちんと残しているのですから、
木というものはとてつもない生命力を持っているものなのでしょう。
どこにお金を費やすか？？
これは、最初のフラメンコ、音楽へのモチベーションに始まり、
そして物に対する、フラメンコギターに対する価値観によって
決まるのだと思います。
したがって、５万円以内でフラメンコギターを求める方もいれば、
３０万円台でフラメンコギターを探す方もいます。
答えはありません。どれも正解です。
ただ、一つだけ注意しなくてはいけない点があります。
それは、価格に見合わないフラメンコギターも実は存在している
ということなんです。
スペイン製であっても出処が不明なフラメンコギターも
たくさんあります。
１０万円～２０万円近辺のフラメンコギターは、
特に警戒したほうがよいでしょう。
雑誌に広告を出しているからいいギターだぁ、なんていうのは
ありません。
そこには、莫大な広告費がかかっているということなのです。
それは、価格に上乗せされており、
とどのつまり原価は相当安いフラメンコギターだ
ということになります。
スペインの良質な工房では、莫大な広告費を出して売り出すという
ことはまずしません。
というより、そんな予算はないので出来ないのです。
よって日本には知られていない工房もたくさんあります。
例えば、ファン・モンテスは、その筆頭でしょう。
いいフラメンコギターであっても、売れなければバッサリと切るのが
日本の輸入商社のやり方だと思います。
Campsは、そういう目に遭っています・・・
とてもいいフラメンコギターを作ります。
良質なフラメンコギターより、儲かるフラメンコギター・・・
この仕組みをよく理解していただければ間違いのない
フラメンコギター選び、
そして、満足のいく初心者流のフラメンコギター購入術
となることでしょう。
では、また！
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