こんにちは
日本で最も知名度がありフラメンコ界隈のみならずクラシックギター、
ポピュラーミュージックまで多彩な活動を続けるフラメンコギタリスト 沖 仁 さん。
業界にはコネも縁もほとんどない当ショップですが、
このほどご縁があってアンダルシアンギターを試奏していただけることになりました。
普段SNSを活用されている方は、既に御存知のことと思います。
試奏の様子の動画が Twitter, Instagram で沖さんのアカウントにて公開されております。
沖さんからは、直接ご連絡をいただき一番気になっておられたダブルカッタウェイを中心に
現在、当ショップで在庫しております全てのアンダルシアンギターを試奏していただきました。
以下、試奏動画です。
<Twitter>
ネットで見て気になってたアンダルシアン ギターを試奏。何から何まで独創的!ミロがギターをデザインしたらこんな風かな、と想像したり。音は想像以上にしっかりと重厚で、同時に乾いていて伴奏も良いけどソロ演奏に向いてる印象です。#andalucianguitars pic.twitter.com/1Ftmftxxue
— フラメンコギタリスト沖仁 JIN OKI guitarrista flamenco (@junglejinjin) 2021年10月5日
お電話でもお話をさせていただき、アンダルシアンギターのご感想も
お聞きすることができました。
予想以上にというのでしょうか、ルックスのインプレッションを大いに裏切られ、
想像以上にフラメンコギターだったというのが沖さんのご感想でした。
音も乾いていてびっくりするほど“フラメンコギター”だったとのことでした。
これは、長年アンダルシアンギターを取り扱ってきた当ショップとしては、
大変嬉しいご感想で、当ショップとしてもユーザー様に最もアピールしたい点でもあります。
また、幅広いユーザー様に是非知ってもらえるいい機会だと
感謝の気持ちでいっぱいです。Twitterの動画再生回数は、
現時点で9,000回に近づいており、最近の沖さんの動画の中でもピカ一の数字でした。
それほど、アンダルシアンギターの奇妙なルックス?(;^ω^)と
フラメンコギタリスト沖仁さんという知名度のある方との組合せが
興味を引いたということでしょう。満足この上ないです。
まだ、ご覧になっておられない方は、是非ともアクセスして御覧ください。
短い動画ですがiPhoneで撮影された綺麗な動画も相まって芸術的な映像になっております。
※ちなみに現場には、私は立ち会っておりません。
1. Francisco Simplicio 1932 / Tulipwood(Yellow) with Zero Fret System
2. Marcelo Barbero 1942 / Mountain Ash (Natural Brown) with Zero Fret System
3. Francisco Simplicio 1928 / Movingui (Natural) with Zero Fret System
ルックスも大いに気に入っていただけて、特に白の "3" がルックスもサウンドも好みとのことでした。
1点だけ、アンダルシアンギターのサイズが大きいため、
現在、沖さんの求めているサイズ感と離れていてたようです。
そこだけが残念だったようです。
アンダルシアンギターは、全体のシェイプとして、
一般的なサイズのフラメンコギターよりも10mm程度、
小ぶりのフラメンコギターよも15mm程度ボディのサイズが大きくなっております。
これによりとても大きな音が出るとともに強いピッキングに対する
強力なレスポンスを生み出しております。
エルマノス・カンプスのフラメンコギターのように
小ぶりなフラメンコギターを好む方もいれば、
逆にネックが薄すぎて弾きにくいと仰る方もおられます。
また、このアンダルシアンギターを大きすぎて弾きにくい
という場合もあるでしょうし、このサイズ感でこの音量、質感がたまらなく
ドハマりする、という方もいらっしゃいます。
要は、とどのつまり好みなのです。それ以外はないと思います。
1つ言えることは、アンダルシアンギターがフラメンコを演奏する上で、
ルックスの奇抜さからは想像できない、Muy Flamenco(ムイ フラメンコ)なサウンドを奏でられる
ほんまもんのフラメンコギターであるということでしょう。
アンダルシアンギターでフラメンコギターを演奏できるようになれば、
他のギターでは物足りなくなると店長は感じております。
それだけ強力なサウンドを持ったギターだと思っております。
ただ、気分転換に他のギターを弾くと新鮮な気持ちにはなれます。
基本的にギタリストというのは、移り気な性格でいろいろ試したくなるものなのです。
だからギターのコレクションも増えていくのでしょう(笑)。
沖さんは、このブログをご覧になっておられないでしょうが、
この場を借りて感謝の気持ちを述べさせていただきます。
ありがとうございました!!
☆沖 仁さん、最新作☆