こんにちは。
SPAIN GUITAR ONLINE SHOP
店長のTaroです。
ビセンテ・アミーゴに対する日本人の評価は、絶対的か、というと
そうでもなかったりします。
パコ・デ・ルシアについては、絶対神のごとく崇め奉られていますが、
ビセンテ・アミーゴは、どうも年配受けがよろしくないようです。
若い世代のファン、女性ファンは大勢いるのですが。
その分岐点となるのがセカンドアルバムです。
フラメンコギターやってる人で、これ嫌ってる人、
結構いるんですよね~
こちらのファーストアルバムは、フラメンコギターをやってこられた方も
絶賛しており、こぞってコピーされています。
なぜ、あんなにセカンドアルバムが毛嫌いされるのか分かりません。
一つ言えるとするとポップスに近づいたような?
感覚があるのかなぁと思っています。
帯もメセニーが書いていたし、フラメンコからポップスへと移行したかの
ような錯覚をもって、裏切り者の烙印を押されてしまっているように
思います。
セカンドアルバム、冒頭の1曲目がこれです!
フルートとトランペットを入れて象徴的なビセンテメロディーのルンバ!
僕は、良質なフラメンコ音楽だとしか捉えていません。
聞きやすさ、BGM風となるとすぐ、フラメンコを裏切ったみたいな
感じがどうも日本におけるフラメンコギターの一般的な解釈のように
思えてなりません。
あきらかに、メセニーグループの影響は感じますが、
フラメンコも前に常に進んでいるのであれば、
こんな表現もあっていい、
むしろ心地よくて僕は、大好きだと思っています。
店長